花蓮駅で列車に乗る前に、買った駅弁。
このパッケージは台湾で人気の「老夫子」が様々な姿で街を訪れているイラストで、これは花蓮仕様。(詳しくはこちら>>Taiwan Today)
やっぱり排骨&煮玉子。
そして台湾弁当で驚いたのは、米がしっかり詰められているのにもかかわらず、潰れた感じになっていなくてふわっと美味しいこと!
お米自体の味も炊き具合もすごくいい。
あっという間に完食。
これをもぐもぐしながら色々調べてみたところ、この先の池上駅では超人気の駅弁売りがあるらしい。
この辺りはお米の産地として台湾でも有名な場所なんだって。
「よし、買ってみるか」
さっき食べたにもかかわらず、財布の中を確認。
停車時間が短いので、お釣りは無い方がいいとのこと。こんな情報までありがとう、インターネット。
Google Mapsで現在地と池上駅を確認しながら「そろそろかな」とソワソワ。ちらほら席を立ち始めるお姉さま方もいる。目的は同じよう。
列車の速度も落ち、いよいよ駅。
(プシュー)ドアが開いた。
ついた! ついたよ池上駅。
1分の停車なので急いでプラットフォームに出てみると………
…………………………………………………………遠い!
ええええええ!!!! あんなに遠いの?! 一両以上離れている!
焦る! ベルが鳴る! さらに焦る!
(これじゃあ買えない。買えても列車は出てしまう)
…………………………………………………………諦めました(ガクリ)。
そんなこんなでアワアワして、あっという間の1分。
ドアは閉まり出発進行。
かなりしょぼくれて席に戻ると、あのお弁当をまとめ買いしたお姉さんが、かわいそうに思ってか「写真撮っていいよ」と弁当を見せてくれた。
本当は食べたかったけど、うん、でも嬉しかった。
ありがとうお姉さん。
そして列車は一路、台南へ――。